2012年2月 5日 (日)

第4回神田発東京ロゲ参加の記

●TREKNAOさん主催の「第4回神田初東京ロゲ」に参加。6時間の制限時間内に都内各所のチェックポイントを回り、獲得した得点を競う。スタート地点は千代田区神田の岩本町で、今回は公共交通機関を使ってもいいというルール。何せ前日も世田谷で25kmほど走っていたから、今日は遠慮せず電車を使ってしまう心づもり。
●というか、そもそも高得点を狙うには電車バスを使わねばならないようなポイントの配置になっている。スタート前に渡された地図を見ると、まず皇居中心、千代田区中央区あたりに多くのCPが集まっている。これらに割り振られた点数は低めだ。もう少し遠く、台東区墨田区文京区豊島区港区あたりに、そこそこの点数のCPが点在。遠隔地の北区渋谷区文京区大田区に高めの目的地がある。どう回るか、事前によく計画を練ればよかったんだけど、あまり深く考えずに出発してしまった。
●出走は、各自思い思いの時間で。私はかなり早めに出た。朝の寒いうちから、何となく墨田区方面に走り出す。どう走るにせよ、今日は断然高い得点を得られる戸越(91点)には行かねばならないだろう。となると都営浅草線だ。江戸東京博物館(24)、スーパードライホール(36)、東京スカイツリー(32)とポイントを取ってから、地下鉄に乗って一気に戸越へという算段が思い浮かんだ。まだ人気の少ない通りをのんびり駆ける。両国国技館の脇を通ると、報道木戸に人だかりがあった。後で知る、この日大相撲トーナメントが行われていたと。両国から吾妻橋方面へは、相撲観戦のついでに過去に何度も走っているので勝手が分かっている。東京スカイツリーは遠くからでも写真が撮れるが、やはり地図に記された地点までちゃんと走って行く。で、早々に3件をこなして、本所吾妻橋駅より都営浅草線に乗車。ただ考えてみるとこの計画は失敗だったようだ。これだと途中までは、一度来た距離を戻ることになる。時間の無駄になるわけ。こういうことをしていてはいけないのだな。
●結構長いこと地下鉄に乗って、体が冷えた頃に戸越駅着。ここでは女性二人組と一緒になる。出発して先ず最初にここへ来たそうな。戸越銀座温泉の写真を撮って無事91点ゲット。ただ入り口が脇に入った方面にあったため、一度表通りを行き過ぎてしまった。
●都営浅草線で泉岳寺まで戻る。ちょっと走って三田の綱町三井倶楽部(38)。先程の二人とはここで別れ、先を急いで六本木へ。麻布十番から六本木へは東京国際映画祭の際にいつも通る道。東京ミッドタウン(27)、国立新美術館(29)と取り、今度は乃木坂から千代田線で代々木上原。駅近くにあるイスラム教のモスク、東京ジャーミー(62)を取る。今回のロゲイニングは都内の有名建築物巡りだ。その目的地の大半は私も一度は行っている所だったのだが、ここは初めて来た。自転車などで前を通った事はある筈だが、意識して建物を見た事はなかった。今回ものんびり出来ない旅なので、写真を撮ったらあっという間に立ち去ってしまう。ゆっくりしても別に構わないんだけど、私はグループで参加しているのではなし、個人参加という事もあり、やはりがめつく点を目指す方がいいだろうと思う。
●原宿まで戻って代々木第一体育館(44)を取った後、山手線外回りに乗車。新宿で埼京線に乗り継ぐべきところ、ついそのまま山手線に居残ってしまった。となると、この際北区の2カ所を諦めて、池袋から目白台へ向うコースを択ぶことになる。そもそも十条王子方面は私としては新鮮味がない土地なので、さほど行きたくもなかった。篠原演芸場と青淵文庫は捨てる。
●池袋で自由学園明日館(43)をゲットし、目白から目白通りを一散に走る。途中でバスに抜かれたけど、これくらいの距離なら別に乗らなくてもいいや。と思いながら東京カテドラル(52)。門のあたりで被災地復興のための野菜のバザーが開かれていた。
●この時点で残り二時間くらいかな。あと得点的においしいのは、本郷谷中上野方面の5カ所と四谷永田町方面の5カ所。他に九段神保町お茶の水神田方面、日比谷銀座丸の内方面とあって、これらは点は低い。ただ数は多い。さてもはや点の高い2方面を攻撃するしかないわけなのだが、両者の距離がいささか離れているのが愉快でない。とはいえ電車を使えば一応時間内には余裕で回れそう。
●まず江戸川橋から市ヶ谷まで贅沢な地下鉄利用。市ヶ谷からちょっと走って、曙橋へ。ハプニングタワー(22)と津の守弁財天(25)を取る。津の守弁財天は全く未知の場所だった。思いもしない地形の所に思いがけない神社があって、その異空間ぶりにはちょっと感動した。みんな一度行ってみるといいよ。
●あちこち動く合間に、携帯でロゲ参加者のツイッターへの書き込みなども見る。すると皆さん、特にグループで参加されてる方は、結構あれこれ買い食いなどしているもよう。いい加減こちらも何か補給したくなってきたぞ。塩分を摂りたいので立ち食い蕎麦でもと思ったのだが、江戸川橋から曙橋、それらしい店が途上にない。走りながら一軒見つけたら、日曜でお休みだった。仕方なくココ壱へ入ってカレーを注文する。外から覗いたら客が一人しかいなかったしね。早く出来そうなチーズカレーを頼んだ。食べ終わるまでが十一分くらいだったかな。
●再び走り出して、迎賓館(29)、最高裁判所(21)、国会議事堂(20)。途中、走っているお仲間三人くらいと行き会う。残り時間も減って、共に急いでいるから、軽く挨拶を交わすだけ。国会議事堂前駅より千代田線で湯島へ移動。不忍池の脇から旧岩崎家住宅(23)へ行くと、地図上のポイントと撮影ポイントがちょっと違っていた。邸の外を行き来して漸く入り口を発見。ここでは四人で回られてる方たちとご一緒。でも忽ち別れて、私は東大の反対側にある次のポイントへ。
●鳳明館本館(33)。ここも知らなかった。根津の谷を越えて谷中。カヤバ珈琲(35)。続いて上野で国立西洋美術館本館(26)、同潤会上野下アパート(31)。いよいよ時間が無くなってきたので、山手線で神田へ。残り十二分のうちにゴール近くの丸石ビルディング(3)と近三ビル(4)をゲットし、スタートから5時間57分でゴールへ。薄雲の多い日で、建物の蔭を走る事が多かったので、なかなか寒かった。
●合計点数は749点だった。しかしよく考えれば、最後はサカエヤミルクホール(6)を取りにいくべきだったなあ。頭がゴール方面にしか向いてませんでしたよ。あと、やはり最初の行程、一旦スカイツリーまで走ってから戸越へ向うという考えがどうしようもなく失敗。36、32を取ったあと、31へ向い、上野谷中方面を纏めて回っておけば、最後に電車でここへ戻る必要もなかったわけだし、そうしなかった自分が悔やまれる。
●6時間もあるんだから、まあなりゆき任せで適当に走っていけばイイと考えちゃダメなんですな。無駄な行き来をなくしたなら、多分15分くらい節約出来ていた気がする。そもそも走るの遅いんだから、計画くらいは綿密に立てないと。
●この日走った距離は、たぶん33kmくらい。ま、歩きも随分多かったけど。ともあれとても充実感を感じられる一日でした。いずれはグループ参加で、点数など気にせず、甘味三昧の街歩きもしてみたいものです。次はいつだろう。葛飾区、江戸川区、江東区あたりを走り回ってみたい気がするね。

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2011年11月 3日 (木)

私撰スポーツ映画ベストテン

washburn1975さんブログで募られている「スポーツ映画ベストテン」に参加してみます。元になっている記事はこちら。「男の魂に火をつけろ! スポーツ映画ベストテン」

1 『オフサイド・ガールズ』 2006/ジャファル・パナヒ監督/サッカー
2 『姿三四郎』 1943/黒澤明監督/柔道
3 『ベン・ハー』 1959/ウイリアム・ワイラー監督/戦車競走
4 『エリックを探して』 2009/ケン・ローチ監督/サッカー
5 『雪に願うこと』 2005/根岸吉太郎監督/挽曳競馬
6 『アイガー北壁』 2009/フィリップ・シュテルツル監督/アイスクライミング
7 『風が強く吹いている』 2009/大森寿美男監督/駅伝
8 『六月の勝利の歌を忘れない』 2002/岩井俊二監督/サッカー
9 『パラノイドパーク』 2007/ガス・ヴァン・サント監督/スケートボード
10 『宮本武蔵般若坂の決闘』 1962/内田吐夢監督/剣術

まっとうなスポーツ映画に目をつぶり、かなり変化球が混じっているのはご勘弁。順位はあまり意味ありません。カーリングの『シムソンズ』は入れるべきだったかな。
単に印象に残るスポーツ場面という事なら、フェンシングで『イノセント』とかあるけれど、流石にこのへんは自重。『スティング』の競馬とかね。『OSS119 私を愛したカフェオーレ』で、ゴム紐で繋がったボールを二人で打ち合うスポーツ、というかゲームがあったけど、名前が出て来なかったのでこれも外しました。DVDで確かめるのも面倒。
ポーカー映画、プーピ・アヴァーティの『クリスマス・プレゼント』『クリスマスの雪辱』なんかをスポーツの範疇に入れ始めると、伊藤大輔の『王将』や田壮壮の『呉清源』もって事になっちゃうので、これも断念したものです。

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2010年11月 1日 (月)

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2010年8月 4日 (水)

高校演劇全国大会@宮崎 二日目

●今日は朝、宮崎神宮を参拝してから高校演劇全国大会を見るつもりだった。が、宮崎神宮の森を歩いている最中、やおらの通り雨。結構濡れた。手水舎で暫く雨宿りなどしたから、参拝する暇がなくなって、結局そのまま大会会場へ。
●本日一番手は兵庫の神戸高校。チェーホフ『三人姉妹』を脚色した『SISTERS』。大阪出身の三人姉妹。大学院生の長女、専門学校を出て演劇セミナーに通う次女、高校生の三女。なかなか細やかな気配りで書き直された脚本で、じんわり味が出て来る作品。地味でとっつきにくい芝居なんだけど、人物の感情の隅の部分まで丁寧に拾い上げ、実直に演じている演者の姿勢にとても好感が持てた。
●ただ、卓袱台を囲んでの会話が多く、後は床にねそべったり、殆ど床べったりのソファーに腰を沈めたりと、観客の視線が舞台の下の方ばかりに向けられていた点、舞台の奥行きが活かされていない点等に些かの勿体なさを感じないでもなかった。
●三重県四日市高校の『Fater's Day』。下宿の大学生。突然父が訪ねて来ることになって大慌て。必死で部屋の体裁を取り繕ううち父来訪。友人の田中君を引き入れて三人でのやりとりになるのだが、ゆるいセンスのお笑いがなかなか面白い。後半は父と子の断絶、息子への無理解の反省などの主題もはっきりしてくる。快調な作品でした。
●とはいえ、折角なのだから、始め彼の部屋に散らかっていた様々なアイテムを、セーラー服以外にも後で活用したかった。お父さんと蛯子先生との仲について、中途半端な感じで終ったのもちょっと残念な気がしましたね。
●三校目は弘前中央の『あゆみ』。八人の女子高生が八人全員で一人の女性の一生を、それも歩き続けながら演じると云う、革新的な芝居。私は雪の弘前で既に此れを見てきた。もう「はじめのい~っぽ!」のところから早くも涙ぼろぼろ。此れには泣かされるよねえ。物凄く風変わりな作品なんだけど、其の形式の革新性と押しの強さ、印象深さ。どう見ても此れが賞に絡まないとは思えない。東北大会では、この『あゆみ』と青森南『もみじ』が双璧。其の時は私は青森南の方がちょっといいように思ったんだけど、全国の場で披露するには、やはりこっちを選んで正解だった気がするね。二番煎じが許されない様な特異な芝居で、初めて観る人は誰でも驚き感動するだろうから。
●東京の村田女子『とぅらとぅらとぅらとぅらとぅらとぅららー』。演劇部の女子生徒達が、発表会に間に合わせる為に作品を考える。然し何をやっていいか分からない。この切羽詰った状況を、やけくその様な破茶滅茶な狂騒で描ききる。肉食女子の活力をこれでもかと見せ付けるパワー満点の刺激作。ただ、南関東大会で見た時より、ちょっと動きが上品になってた気がするな。「これでも女の子か!」と唖然とする様な、品をかなぐり捨てた大胆さが、ここでは控え気味になってなかったろうか。
●最後、宮崎の佐土原で『銀の雨』。女子高生に思いを寄せられながら、其れに応える事をせず大人になってしまった男。年をとってから彼女の切実な愛を思い返し、時を戻そうとする。そして過去行きの列車へ。過ぎてしまった青春への哀感を描いた作品で、かなりグッと来ました。笑い所も多い。ちょっと場面転換に時間がかかる点がマイナスかな。でも黒子を使って時間経過をあらわしていく趣向はかなりよかった。
●とりあえず私が見るのはここまで。二日間で十本。後は明日二校の上演がある。うち中央大付属は既に見ているので、合計十一本を観賞したことになる。前橋南だけ見られないのが残念だな。
●十一本のうちでは、矢張り弘前中央と甲府昭和が良く、三刀屋が其れに対抗する実力を見せたと云う感じ。この三校に他のどこかが絡んで、最優秀賞争いになる気がする。川之江、四日市あたりが好みだ。尤も常に意外な審査結果が出るものだから、今回もどうなるか分かんない。明日の夕方発表になる予定。
●今日の宮崎は結局降ったり已んだりだった。演劇見終わってから宮崎文化公園でジョギングするつもりだったのだけれど、雨でよした。昼は文化センター近くの蕎麦屋でそば、夜は県庁近くの鰻屋でうな重。菓子屋で「なんじゃこら大福」を買ったので此れから夜食に食べる。

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2010年8月 3日 (火)

高校演劇全国大会@宮崎 一日目

●本日より高校演劇の全国大会が宮崎市で開催されている。昨秋から今年念頭にかけて各地方ごとに選ばれてきた高校が、宮崎のメディキット県立文化センターでの上演を行うと云うもの。出場校は全部で12校。朝早く起きて飛行機で宮崎入りし、此れを観る。電車とタクシーを乗り継いで会場へ到着。何とか最初の上演校、三刀屋には間に合った。
●島根の三刀屋は、ここ五年で四回目の全国大会出場。全国屈指の「強豪」校だ。演じる『オニんぎょ』は、私は既に昨秋倉敷で行われた中国ブロック大会で観ている。子供たちが老婆の過去を解き明かしていく筋立てで、言葉遊びに満ちる。今回は鉄製の脚立などを組み合わせたセットがブロック大会とは異なった趣向。きっちり出来ていると云うでは一番かも知れない。
●ただ子供達の駄ギャグ的言葉遊びが、矢継ぎ早で、一応快調に聞こえ乍ら、話を進展させるどころか停滞を招いている気がしないでもないんだよな。自分は前年の『みなそこへいけ』に感動したクチだけに、そこらにやや物足りなさも感じるのであった。
●地元宮崎の妻高校。こちらは対照的に41年ぶりの全国大会出場。演目『トシドンの放課後』。此の作品は、この一年、中国ブロック大会、南関東大会とで観てきた有名な既成作。今回は不良生徒がそれほどワル過ぎず、生活指導室登校の生徒がさほど弱々しくもない、両者の差異が比較的少ない役作りが従来の高校に比べて変わっていたな。セットやら小道具の使い方やらに結構修正の余地があるように見受けられたけれど、真摯な取り組み具合が伺えるいいお芝居でした。しっかり会場を泣かせていたね。
●北海道鹿追高校の『平成21年度然別高等学校演劇部十勝支部演劇発表大会参加作品』は、口蹄疫問題の為出場を見合わせた鹿追高校の、DVD上映による参加。此れはなかなかの変化球。演劇発表大会で上演が間に合わなかった演劇部員が、舞台上で観客に向ってお詫びをする、そのお詫びで時間を持たせているうち、少しずつ何もない舞台上の空間で「演劇」を作り始めていく運びになっていく。自暴自棄の自虐ネタの様に見せて、結構演劇創造の本質を突いたところのある作品。一筋縄ではいかない。音声が聞き取りにくかったのが残念ではありました。
●山梨の甲府昭和『放課後の旅その他の旅』。自分の居場所を探して構内を旅することになった主人公の女子高生、いつまでたっても居場所を見つけ出せない。いつになっても帰宅時間のチャイムが鳴らない。此れは実は人生そのものを描いているような作品で、とても深い内容。繊細で高度に作り込まれた作品。演じる側も舞台上の雰囲気作りに相当気を配らなくてはならないだろうし、普通以上に客席の反応を測りながら演技していく必要がありそう。また南関東と宮崎とで客席の笑い所が違ったりしていて、大変だったろうな。それにしても此れはいい作品。
●本日最後、愛媛の川之江で『さよなら小宮くん』。家族の夜逃げで近々遠くへ行ってしまう小宮君の送別パーティー。然し其れは小宮くんと蒲生さんをくっつける為に企画されたもの。だった筈、なのだが、集まったメンバー夫々に思い人がいて、遂には色々入り乱れての狂騒に。相当ハイテンポでありながら、複雑に絡んだ人間関係の処理がしっかり出来た秀作コメディ。実際非常に受けてました。支離滅裂になりそうなところをそうさせてない、締めるところはきっちり締めているあたり、流石に力がある学校と云う印象だったな。
●まずは無事に五校の上演が終了。明日も五校観ます。

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